- デジタル原型、納品についてのご注意 -
昨今、急速に普及しつつあります「デジタル原型」。 3Dプリンター等による出力された作品ですが、シリコン型破損のトラブルが増えております。
従来50ショット打てた製品も30〜40ショット程で破損、場合によっては、シリコン型製作時にそのまま原型が張り付いてしまい「最初から破損」という事もございます。
理由の一つとしましては、従来多く使われておりましたパテ、ファンド、スカルピー等とは違い、材料の表面の微小な加工痕に起因しているようです。
シリコンは大変精度の高い物性を保持していますので、材料の細かいミクロ単位の凹凸部分まで入り込んでしまいます。
加工素材や出力方法も様々ありますので、一概に全てのデジタル造型に当てはまる内容ではないとは思います。
しかしながら、より良質な製品を作り出すためにも、お客様には大変恐縮ではございますが、 「パーツの表面は然ることながら、接合部や製品の裏面等の磨き処理、サーフェーサーによる処理」 を徹底して頂けますようお願い申し上げます。
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