M40 106mm無反動砲
砲尾ガスを噴出させることにより反動を抑え、中退機が不要な為軽量な無反動砲ジープの代表的な車載火砲として多用されています。砲架は車搭載射撃、及び地上に降ろしての地上射撃にも対応出来るよう作られています。無反動砲には射程が短く、敵に発見されやすいという欠点がありますが、M40では有翼弾の使用により初速装甲貫通力の増加に成功し、又光学照準機器で照準をあわせた後砲と同軸に設けられたスポッティングライフルにて着弾を確認する事とにより初断必中を期しています。
塗装とマーキング
アメリカ陸軍 |
基本色はオリーブドラブ、フード側面に車体ナンバー、前後バンパーに部隊マークが共に白で書かれています。普通フード上面に15インチスター、サイドパネル後方6インチスターが書かれていました。
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アメリカ海兵隊 |
フォレストグリーンの基本色の上から黄色の車体ナンバーと部隊マークが付きます。
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NATO軍 |
ダークグリーンの基本色の上から黒の迷彩塗装施されました。
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イスラエル陸軍 |
全面サンドで塗装され、フード側面に帯状の黒の上から白で車体マークが書かれていました。
イスラエル軍の車体はラジエター全面に防砂スクリーンを装着し、ウィンドシールドを取り外すほか、コマンド部隊使用等の様々な現地改造が施されました。
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※解説文は1989年当時の資料による物です。あらかじめご了承下さい。
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