★ Coffee Break - 初代のペーパー制覇(うんちく編) ★

レジンキットに限らず、あらゆる立体工作の必須アイテム、紙ヤスリ。写真のタイプの他、文具店等でも見かける、茶色いタイプ、模型店でお馴染みの白っぽいもの等様々で、ホームセンター、ハンズ等では全てのタイプを目にすることが出来るだろう。全てに共通するのは、紙や布等に、砂状の研磨剤を定着させてある(故に英名はsand paper)点である。
全ての紙ヤスリは「#○○番」と番号がついている。これは使用されている研磨剤の共通番号で、コンパウンド等液状、粉末状、砥石状等、全てが研磨粒子のサイズに対して共通番号となっている。紙ヤスリ類の例では#40等、番号が少ないほど荒く、木工等用。#3000、4000になると、半透明のフィルム状で、一見ただのカラーシートにしか見えない。
模型関係では、#120〜#1500位が一般的であるが、#180, #360, #500, #800とか、#120, #240, #400, #600, #10000というように飛ばし方が重要となる。大きく飛ばせば各番手に時間がかかるが、飛ばす回数が減り、小さく飛ばすと各番手はすぐ仕上がるが多くの回数飛ばさねばならない。これは物理状況より、当人の性格による部分が大きいので、セット売りしているものは避け、自分なりの定番を作った方が良いだろう。ちなみに、本講座内では、#360, #500, #800を用意すれば十分だ。
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